新たに消費税の課税事業者となる方に

2013-11-01

新たに課税事業者になる方とは

個人事業者の方で、新たに課税事業者(消費税の申告・納付が必要な方)となる場合には、納税地の所轄税務署長に「消費税課税事業者届出書」(基準期間用)を提出する必要があります。

平成26年分において課税事業者となる方

 平成24年分(基準期間)の課税売上高が1,000万円を超えている場合には、平成26年分は消費税の課税事業者に該当します。

ただし、平成24年分(基準期間)の課税売上高が1,000万円以下であっても、平成25年1月1日から6月30日までの期間(特定期間)の課税売上高が1,000万円を超えている場合には、平成26年分は消費税の課税事業者に該当します。
この場合、納税地の所轄税務署長に「消費税課税事業者届出書」(特定期間用)を提出する必要があります。
なお、特定期間における1,000万円の判定は、課税売上高の代わりに、給与等支払額の合計額により判定することもできます。

簡易課税制度の選択

基準期間における課税売上高が5,000万円以下の方は、簡易課税制度を選択することができます。
平成26年分から簡易課税制度を適用して申告する方は、平成25年12月31日までに、納税地の所轄税務署長に「消費税簡易課税制度選択届出書」を提出する必要があります。

※簡易課税制度とは

課税期間における課税売上げに係る消費税額に、事業区分に応じた「みなし仕入れ率」を掛けて計算した金額を課税仕入れ等に係る消費税額とみなして、納付する消費税額を計算する制度です。ただし、簡易課税制度を選択された方は、事業を廃止した場合を除き、2年間以上継続した後でなければ選択をやめることはできません。 なお、選択をやめる場合には、やめようとする課税期間の開始の日の前日までに、納税地の所轄税務署長に「消費税簡易課税制度選択不適用届出書」を提出する必要があります。

注意事項

  • 課税事業者の方は、消費税法に基づく帳簿の記載が必要です。
  • 一般課税で申告される方(簡易課税制度の適用を受けない方)は、課税仕入れ等の事実を記録した帳簿及び請求書等の両方の保存がない場合、仕入税額控除の適用を受けることができません。

詳しくは、国税庁ホームページ(www.nta.go.jp)をご覧下さい。

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